夏の夜空に大輪の花を咲かせる花火の化学(<シリーズ>教科書から一歩進んだ身近な製品の化学-美しさを作り出す化学-)

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抄録

我々がただ美しいと見ている花火。その一瞬に花火師たちの多くの努力が込められている。初めに花火の打ち上げ方法と煙火玉の構造について解説し,打ち上げに伴う問題点について述べる。次に花火を美しく演出する色を作り出す金属化合物及び星の組成を紹介し,発色の問題点を指摘する。また現在も赤,黄,緑及び青の4色に限られる発光メカニズムと発光・発色種について説明し,実際に使われる星の構造と製作法について述べる。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 61 (7), 362-363, 2013

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (6)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679283433984
  • NII論文ID
    110009625156
  • NII書誌ID
    AN10033386
  • DOI
    10.20665/kakyoshi.61.7_362
  • ISSN
    24241830
    03862151
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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