多方向型スイッチングメジアンフィルタのエッジ情報をもとにしたしきい値算出の基礎検討

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タイトル別名
  • Basic study of threshold calculation of multi-directional switching median filter based on the edge data
  • タホウコウガタ スイッチングメジアンフィルタ ノ エッジ ジョウホウ オ モト ニ シタ シキイチ サンシュツ ノ キソ ケントウ

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抄録

多方向型スイッチングメジアンフィルタ(多方向型SMF)は,画像のインパルス性雑音を効果的に除去する手法である.本手法を適用するにあたり,良好な結果を得るには,画像ごとに適切なしきい値を決定する必要がある.しかし,そのしきい値の決定法は確立されていない.過去の実験から,画像中に強いエッジが多い画像は,高いしきい値が適切である傾向にあることが,経験的に判っている.そこで,このことがしきい値の決定の手がかりとなると考え,画像のエッジ情報の統計値としきい値との関係について調べ,その関係をもとにしきい値計算の手法を提案する.

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