肺原発と思われた印環細胞型腺癌の気管・気管支内転移の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Signet-ring Cell Adenocarcinoma with Endotracheal and Endobronchial Metastasis, with the Lungs Suspected as the Primary Origin
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抄録
背景.肺原発の印環細胞癌はまれな組織型であり,その報告は少ない.症例. 55歳男性,検診の胸部単純X線写真で網状影,腹部超音波で肝腫瘤性病変を指摘され,肺の炎症性変化と肝血管腫と診断された.しかし,1年後肺および肝臓の病変が増悪したため,精査目的に来院となった.肝生検で印環細胞型腺癌と診断され,また胸部CTでは小粒状影と小葉間隔壁の肥厚よりサルコイドーシスを疑われ,気管支鏡検査を施行した.その結果,気管支内腔に多発するポリープ状腫瘤を認め,生検で肝と同様の印環細胞型腺癌を認めた.種々の検査を行ったが原発巣は不明であり, thyroid transcription factor-1 (TTF-1)の免疫染色から肺原発と診断した.結論.肺原発の印環細胞癌の気管・気管支内多発転移という,まれな症例を経験した.
収録刊行物
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- 気管支学
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気管支学 35 (5), 493-498, 2013
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679731090176
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- NII論文ID
- 110009661331
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- ISSN
- 21860149
- 02872137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可