連続励起振動楽器を対象とした音量軌跡のダイナキクスとアーティキュレーションへの分解法
書誌事項
- タイトル別名
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- Decomposition of an Amplitude Contour into a Dynamics and Articulations for Excitation-continuous Musical Instruments
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抄録
連続励起振動楽器の演奏音の音量変化 (音量軌跡) を,音量記号などに起因するベースラインの大局的変化であるダイナミクスと,発想記号などに起因する局所的変化であるアーティキュレーションに分解する手法を提案する.本稿では,奏者はフレーズに統一感を持たせるために,楽曲の小区間では,いくつかのアーティキュレーションや奏法を選択的に組み合わせて演奏すると仮定する.ダイナミクス変動を和分プロセス,アーティキュレーション変動を AR モデルでモデル化し,遷移型線形動的システムを用いて音量軌跡を分離する.評価実験は,MIDIデータを用いて作成した人口データと,プロ奏者とアマチュア奏者の音量軌跡の分解実験を行った.人口データの分解実験からは,標準絶対誤差が0.75dBで分解可能であることから,局所解を抑制しつつ音量軌跡を分解できることが分かった.また実演奏音の分解実験では,演奏技術によるアーティキュレーションのバリエーションなどの演奏解析を行えることが示唆された.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. [音楽情報科学]
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情報処理学会研究報告. [音楽情報科学] 2014 (17), 1-6, 2014-02-16
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572261552815650304
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- NII論文ID
- 110009662745
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- NII書誌ID
- AN10438388
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles