特徴選択を伴う早期認識 (パターン認識・メディア理解)

この論文をさがす

著者

抄録

早期認識とは,時系列パターンを終了前の任意の時刻で認識する方法である.早期認識は冒頭から認識時刻までの情報のみを用いて認識を行うという点で,全時刻の情報を利用可能な通常の時系列パターン認識とは異なる.パターンの終了以前の時刻で現れる,認識に有効な情報を効果的に利用することで早期認識は可能となる.早期認識の実現方法として,冒頭からの各時刻に識別器を用意しておき,早期認識を行う時刻で,それらを統合する方法が考えられる.これらの識別器はあらかじめ学習により準備しておく必要がある.各時刻の識別器を独立して学習するのではなく,相補的に働くように学習しておくことで,より有効な認識が可能となる.本稿ではこのような学習の過程において,各時刻でパターンから得られる特徴のうち,識別に有効な特徴を選択する方法を提案する.時系列パターンにおいて,各時刻で有効な特徴が刻々と変化するような場合,特徴選択により高精度で,高効率な早期認識が実現可能であると考えられる.また,提案方法により各時刻での特徴選択を観察することで,対象パターンの認識への理解が得られる点も有意義である.

収録刊行物

  • 電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報

    電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報 112(357), 13-18, 2012-12-13

    一般社団法人電子情報通信学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009667432
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10541106
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    0913-5685
  • NDL 記事登録ID
    024195777
  • NDL 請求記号
    Z16-940
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS 
ページトップへ