不整脈(心室頻拍)患者の予期不安および広場恐怖に対する認知行動療法(事例研究)
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- 鈴木 伸一
- 岡山県立大学保健福祉学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Cognitive Behavior Therapy for Anticipatory Anxiety and Agoraphobic Symptoms in a Patient with Ventricular Tachycardia
抄録
本研究は、致死性の不整脈(心室頻拍)発作の経験を背景として発症した広場恐怖に対して、段階的エクスポージャー、不安への対処スキルの向上、および認知再体制化を行った結果、3か月で顕著な改善がみられた事例の報告である。患者は、不安障害への既往歴のない30歳の女性であった。治療においては、不安場面の状況、および、不安症状の特徴やその変化を細かく観察するとともに、不安への対処法を整理することを通して、不安場面への統制感を高めることに重点がおかれた。また、医師、看護婦、および行動療法士のチームワークが不安症状の改善と心室頻拍発作の再発予防に効果的であった。最後に、心疾患患者の不安症状に対する認知行動的介入の意義が考察された。
収録刊行物
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- 行動療法研究
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行動療法研究 27 (1), 25-32, 2001-03-31
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713075506944
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- NII論文ID
- 110009667991
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- ISSN
- 24242594
- 09106529
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可