-
- 岡 孝和
- 九州大学大学院医学研究院心身医学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Psychological Stress Contributes to the Development of Low-grade Fever in Chronic Fatigue Syndrome Patients
- 教育講演 心理的ストレスは慢性疲労症候群患者の微熱に関与する
- キョウイク コウエン シンリテキ ストレス ワ マンセイ ヒロウ ショウコウグン カンジャ ノ ビネツ ニ カンヨ スル
この論文をさがす
抄録
慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome : CFS)患者はしばしば微熱を訴えるが, CFS患者の微熱の機序は明らかではない.しかしながら, CFS患者の中には,平日の体温が休日の体温より高いという就労日高体温症(workday hyperthermia)を呈したり,心理面接によって1℃以上体温が上昇するなど,心理的ストレスが微熱の成因に関与していると考えられる症例が存在する.そこで本稿では心理的ストレスが体温に及ぼす影響について概説し,心理的ストレスによって修飾された微熱を伴うCFS患者の治療について述べた.
収録刊行物
-
- 心身医学
-
心身医学 53 (11), 993-1000, 2013
一般社団法人 日本心身医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204892097280
-
- NII論文ID
- 110009675519
-
- NII書誌ID
- AN00121636
-
- ISSN
- 21895996
- 03850307
-
- NDL書誌ID
- 024954586
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可