ワークフローシステムPwrakeにおけるI/O性能を考慮したタスクスケジューリング
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抄録
ワークフローシステム Pwrake(プレイク) は,Ruby 版 make である Rake をベースに,タスクの並列分散実行機能を加えたシステムであり,データインテンシブなメニータスクワークフローのスケーラブルな実行を目指している.Pwrake では,スケーラブルなファイル I/O 性能を実現するため,ローカルストレージを活用する Gfarm ファイルシステムを利用する.Gfarm において高い I/O 性能を発揮する鍵は,計算ノードのローカルストレージに格納され,かつ,主記憶にキャッシュされたファイルへのアクセスである.本研究では,ローカルアクセスおよびキャッシュアクセスの機会を高め,かつ CPU 使用率を高めるための,タスクキューのスケジューリング手法について提案する.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング]
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情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング] 2014 (3), 1-10, 2014-02-24
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573105977672548608
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- NII論文ID
- 110009675717
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- NII書誌ID
- AN10463942
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles