ワークフローシステムPwrakeにおけるI/O性能を考慮したタスクスケジューリング

  • 田中昌宏
    筑波大学計算科学研究センター|独立行政法人科学技術振興機構CREST
  • 建部修見
    筑波大学システム情報系|筑波大学計算科学研究センター|独立行政法人科学技術振興機構CREST

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抄録

ワークフローシステム Pwrake(プレイク) は,Ruby 版 make である Rake をベースに,タスクの並列分散実行機能を加えたシステムであり,データインテンシブなメニータスクワークフローのスケーラブルな実行を目指している.Pwrake では,スケーラブルなファイル I/O 性能を実現するため,ローカルストレージを活用する Gfarm ファイルシステムを利用する.Gfarm において高い I/O 性能を発揮する鍵は,計算ノードのローカルストレージに格納され,かつ,主記憶にキャッシュされたファイルへのアクセスである.本研究では,ローカルアクセスおよびキャッシュアクセスの機会を高め,かつ CPU 使用率を高めるための,タスクキューのスケジューリング手法について提案する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977672548608
  • NII論文ID
    110009675717
  • NII書誌ID
    AN10463942
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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