自動テンポラルブロッキングによる大規模ステンシル計算の実現

  • 河村知輝
    東京工業大学
  • 丸山直也
    理化学研究所|東京工業大学|科学技術振興機構CREST
  • 松岡聡
    東京工業大学|科学技術振興機構CREST|国立情報学研究所

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抄録

偏微分方程式を解く際に差分法を用いるとステンシル計算に帰着する.この計算は高いメモリバンド幅を要求するため GPU を用いることで高速化が可能である.しかし GPU メモリ容量は小さく,大規模な問題を解く際に GPU メモリ容量が制限となってしまう.この問題に対して,テンポラルブロッキングを行うことで性能低下なく GPU メモリ容量以上の大きなドメインを解くことができることを示す先行研究があるが,プログラミングコストが高いという問題を抱えている.そこで,本研究ではこのテンポラルブロッキングをフレームワークに組み込むことで自動最適化を実現した.また,ブロッキング段数などのパラメータの最適値を導出するために性能モデルを構築した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573387452649255552
  • NII論文ID
    110009675746
  • NII書誌ID
    AN10463942
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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