AcrySense:インタラクティブなアクリル彫刻の提案と試作

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  • AcrySense: Interactive Carved Acrylic Board

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抄録

近年,レーザー加工機などの普及に伴い,アクリル板の表面に彫刻を施した作品作り (アクリル彫刻) が身近になりつつある.こうしたアクリル彫刻は液晶バックライトのように,側面から光を投射することで彫刻模様が浮かび上がり,美しく魅せることができる.我々は,こうしたアクリル彫刻をシンプル/安価な仕組みでインタラクティブな入力装置として扱えるシステム 「AcrySense」 を提案する.AcrySense は,LED とフォトダイオードが配置された基板をアクリル彫刻の下部に配置し,LED を光源としつつ,アクリル板内で反射したフォトダイオードへの入射光を検出する.本論文では,まず AcrySense のコンセプト,実装について述べ,次に,AcrySense を用いた応用例を紹介する.さらに,提案システムの評価実験を行い,アクリル彫刻のデザインに関する制約を把握する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570572702883073152
  • NII論文ID
    110009676766
  • NII書誌ID
    AA11838947
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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