個人用画面と大画面を用いた複数人での共同作業環境
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抄録
視覚的な分析に関する研究は一人で分析を行うことを想定しているものがこれまでに多数提案されている。我々は、複数人で分析を行うことを考えた。複数人で行うことで、より効率的な分析や、新たな知見の発見が期待出来る。我々は、複数人で視覚的な分析作業を行うために、共同作業者各々が個人用画面を持ち、これに加えて大画面を一つ用いる作業環境を考えた。この作業環境では、大画面と個人用画面を連携させるために、個人用画面を大画面に向ける操作を用いる。このような操作を実現するために、個人用画面はスマートフォンのような背面カメラを持つ端末を利用し、大画面上に表示した AR マーカを端末の背面カメラで捉えることで、向いている方向を検出する方法を提案する。また、実際にこの操作を実現するプロトタイプを作成して簡易的な試用を行った。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. EC, エンタテインメントコンピューティング
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情報処理学会研究報告. EC, エンタテインメントコンピューティング 2014 (14), 1-5, 2014-03-06
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571698602789360640
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- NII論文ID
- 110009676909
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- NII書誌ID
- AA12049625
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles