個人用ドーム状スクリーンと映像視聴環境の構築
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- 早川 琢眞
- 早稲田大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Construction of Personal-use Home Theater System Consisted of Dome-shaped Screen with More Immersion and Amenity
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抄録
近年家庭用のプロジェクターやスピーカーシステムの発展も目覚ましく,家庭にいながらにして映画館さながらの映像美を楽しむことのできる環境が構築できるようになった.しかしこれらのシステムはそれ専用の部屋を用意してそこに機器を揃えるか,リビングなどに置いてある既存の TV にスピーカーシステムを設置するなどして構築しなくてはならないが,前者は一部屋分のスペースと高額な機器を必要とし,後者は映画館に比べ周りに設置された家具などが視界に入ることで映像への没入感に乏しい.そこで個人をターゲットとし,床に寝そべりながら見ることのできる一人用のドーム状スクリーンと,頭の動きを検知し,寝返りをうっても頭部の動きに追従して投影位置を移動させるプロジェクター装置をセットにした機構を構築することで,従来のホームシアターシステムと比べ快適さと没入感を向上させることを目的とする.装置の大きさは一人暮らしのワンルームなどでも利用できる事を考慮し,ベッドスペースに展開できる程度の大きさを想定する.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. EC, エンタテインメントコンピューティング
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情報処理学会研究報告. EC, エンタテインメントコンピューティング 2014 (63), 1-6, 2014-03-06
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570854177859224192
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- NII論文ID
- 110009676958
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- NII書誌ID
- AA12049625
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles