素材から受ける質感評価のモデル化-両眼視差に基づいた画像特徴量の応用-
書誌事項
- タイトル別名
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- Modeling of Sense of Material of Object Surface - Proposal of Image Features Based on Binocular Parallax -
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抄録
デジタルアーカイブといった VR を利用した新たな展示・閲覧方法が提案されており,対象の綿密な質感をコンピュータで低コストに再現するための技術が望まれている.そのためには映像のどのような特徴が質感認識に関わっているのかを明らかにする必要がある.本研究では人間の視覚特性の一つである両眼視差に着目し,両眼視差によって生じる見えの知覚を数値化出来る手法を提案し,質感のモデル化に応用した.素材画像から受ける光沢感や粗さなどの印象の度合いを重回帰式により推定した結果,両眼視差を考慮することで,それを用いないモデルと比較して高い精度で質感を推定することが出来た.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. HCI, ヒューマンコンピュータインタラクション研究会報告
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情報処理学会研究報告. HCI, ヒューマンコンピュータインタラクション研究会報告 2014 (8), 1-6, 2014-03-06
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571417127812663552
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- NII論文ID
- 110009676983
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- NII書誌ID
- AA1221543X
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles