2.8mm極細径軟性気管支鏡を用いて摘出し得た幼児気管支異物の1例

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タイトル別名
  • A Pediatric Case of a Bronchial Foreign Body Removed Using a 2.8mm Ultra-thin Flexible Bronchofiberscope

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抄録

背景.幼児の気管支異物は治療に難渋する疾患である.今回, 2.8mm極細径軟性気管支鏡を用いて摘出し得た,幼児気管支異物の1例を報告する.症例.1歳7か月,女児.食事中の誤嚥疑いで当院救急外来へ搬送.胸部CT検査にて左主気管支に索状物を認めたため,全身麻酔下で挿管後, 2.8mm極細径軟性気管支鏡を用いて気管支異物を摘出し得た.異物は魚骨であった.結論.幼児の気管支異物に対して2.8mm極細径軟性気管支鏡の使用は,有効な治療手段の1つである.

収録刊行物

  • 気管支学

    気管支学 35 (6), 606-610, 2013

    特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会

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