病理学的に胸膜のリンパ管拡張を証明し,黄色爪症候群が強く疑われた1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Possible Yellow Nail Syndrome with Histologically-confirmed Lymphangiectasia in the Pleura
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抄録
症例. 77歳, 男性. 2009年から下腿浮腫が出現し, 2011年には再発性の胸水貯留を認めるようになった.初発時は好酸球優位の胸水であったが,徐々にリンパ球優位となった.胸腔鏡下の胸膜生検組織の免疫染色でリンパ管の拡張が確認され,黄色爪を欠く黄色爪症候群を強く疑った. 2005年に右肺に結節影を指摘され,経気管支肺生検にて好酸球浸潤を伴う壊死性肉芽腫を認めた経過から寄生虫疾患の関与を否定できないが,明らかな発症の原因は不明であった.結語.難治性の胸水貯留とリンパ浮腫をみた場合,本症候群を鑑別の1つに挙げる必要があり,胸膜生検は診断の一助になると思われた.
収録刊行物
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- 気管支学
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気管支学 35 (6), 656-660, 2013
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204755434496
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- NII論文ID
- 110009685872
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- ISSN
- 21860149
- 02872137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可