2130 打重ねコンクリートの耐久性に関する基礎的研究(初期欠陥)
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抄録
コンクリートを打ち重ねると諸々の問題が生じることが考えられ,特に鉄筋コンクリートにおいては耐久性が重要となる。しかし,打重ねコンクリートの耐久性能に関する報告は少なく不明確な点が多い。そこで本稿では,打重ねを行なうコンクリートのプロクター貫入抵抗値を変化させた供試体を作製し,促進中性化試験および塩水噴霧試験を行なった。その結果,打重ね面では中性化深さおよび塩化物イオンの浸透深さは健全部と比較して大きくなり、健全部と浸透領域の比では塩化物イオンの浸透よりも中性化の方が大きくなる結果となった。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (2), 775-780, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1542261570187640576
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- NII論文ID
- 110009693314
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles