2131 セメントペーストの打ち込み高さごとの空隙構造の違い(物性一般)
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抄録
セメントペーストの空隙構造は打ち込み方向から表層部、中層部、下層部によって大きく違うことが予想される。一般的に表層部の構造は粗いといわれているがどのような構造の差であるかをガリウム圧入法で測定、EPMA測定により画像化しさらに定量的評価を行った。その結果、表層部では大きくその構造は他の部位とは異なり粗い構造であることが明らかになった。またその表層部の構造を材齢7日と28日を比較したとき、材齢28日経過した後でもそれほど改善されないことが画像から明らかとなった。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (2), 781-786, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1543105995117772544
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- NII論文ID
- 110009693315
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles