2160 微振動下における高流動コンクリートの表面気泡の挙動(高流動コンクリート)
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抄録
本研究では,表面気泡を少なくすることを目的に,高流動コンクリートに微振動を加えた場合の表面気泡の挙動を,表面気泡に作用する力の釣合いから説明した。すでに筆者らは,静止コンクリート中の表面気泡の最大直径や発生量などがモルタル相のレオロジー定数で説明できることを理論と実験で確認している。今回は,振動を加えた際のレオロジー定数の変化に着目し,振動下における表面気泡の挙動を説明した。併せて,振動が粗骨材とモルタルの分離に及ぼす影響についても考察をした。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (2), 955-960, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1542543045164355456
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- NII論文ID
- 110009693344
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles