3186 梁降状型RC造骨組に組み込まれた方立て壁型二次壁の強度変形性状(耐震一般)
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抄録
梁降伏型骨組に組み込まれた方立て壁型二次壁の,主にその存在位置や枚数に注目して,実験を行いその剛性,強度,破壊性状を検討した。その結果,中央に位置する方立て壁は,柱際に位置するものに比べ,同変形レベルでは大きな水平力を負担し,骨組の剛性も大きくしていた。また,方立て壁に仮定する斜め圧縮ストラット耐力の評価式について検討し,梁降伏型骨組における方立て壁の斜め圧縮力は,梁の剛性が高い実験に基づいて誘導された既往の評価式による値より小さくなることを示した。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (3), 1111-1116, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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詳細情報
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- CRID
- 1541135670280848128
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- NII論文ID
- 110009693602
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles