2176 一軸拘束試験装置を用いた膨張材の温度応力抑制効果に関する実験的検討(マスコンクリート)
書誌事項
- タイトル別名
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- 2176 Experimental Study on Control of Thermal Stress of Expansive Concrete using the Thermal-Stress Testing Machine
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抄録
マッシブなコンクリート構造物の場合,セメントの水和熱に起因する温度応力によって生じるひび割れの可能性を事前に把握し,その対策を講じることは重要な課題である。そこで,実構造物での温度応力によるひび割れ発生メカニズムを評価するために,温度履歴及び軸拘束条件を任意に変化させ,コンクリートのひび割れ抵抗性を定量的に評価することが可能な試験装置を作製した。本報文では,この試験装置を用いて膨張材の効果について壁状構造物を対象に実験を行った。その結果,本装置を用いることで膨張材の効果を定量的に評価する可能性のあることを確認した。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文報告集
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コンクリート工学年次論文報告集 20 (2), 1051-1056, 1998-06-30
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1541417145259128448
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- NII論文ID
- 110009745388
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- NII書誌ID
- AN10026675
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles