2203 自己収縮を考慮したマスコンクリートの温度応力に関する解析的検討(マスコンクリート)
書誌事項
- タイトル別名
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- 2203 Analytical Study on Thermal Stress Analysis of Mass Concrete in Consideration of the Autogenous Shrinkage
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抄録
コンクリートのひび割れ発生に影響を及ぼす要因として自己収縮が指摘されているが,自己収縮の影響を考慮した解析は行われていない。自己収縮による影響を把握するために,自己収縮を考慮したマスコンクリートの温度応力解析の検討を行った。本研究では,自己収縮の発現性が異なるコンクリートについて,二次元FEM温度応力解析を行い,自己収縮を考慮した温度応力と従来の自己収縮を無視した場合を比較して定量的に評価した。その結果,使用材料や配合によっては自己収縮による引張応力の増分を無視するには大きすぎる場合があり,自己収縮に起因する応力を考慮しなければならないことが明らかとなった。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文報告集
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コンクリート工学年次論文報告集 21 (2), 1213-1218, 1999-06-21
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1542261570189361920
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- NII論文ID
- 110009745914
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- NII書誌ID
- AN10026675
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles