書誌事項
- タイトル別名
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- Current Status of Medical Treatment for Eating Disorders(<Special Issue>Current Trends of Eating Disorders)
- 身体的視点からみた最近の動向
- シンタイテキ シテン カラ ミタ サイキン ノ ドウコウ
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抄録
神経性食欲不振症(anorexia nervosa : AN)の死亡率は7%で,精神科的併存症があるとさらに高い.本邦女子高校生の有病率は米国の若年女性とほぼ同等であるが,専門医療機関は不足し,プライマリ・ケア医が診療せざるを得ないので,プライマリ・ケアの現場での指針が出されている.いまだに再栄養症候群の周知も不十分である.後遺症である低身長や骨粗鬆症はQOLを低下させ,社会福祉や医療費の高騰に影響する.日本の医療行政は地域での医療・介護システムと在宅医療の充実を強化する方針を打ち出している.入院を繰り返さざるを得ないAN患者へ在宅栄養療法を導入し,低体重や腎不全などによる再入院の阻止が可能になった.
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 54 (2), 128-133, 2014
一般社団法人 日本心身医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679868801024
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- NII論文ID
- 110009767243
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 025165642
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可