太陽光発電を適用した無線センサネットワークにおける低発電量下でのデータ収集率向上のためのセンシング頻度の制限手法

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タイトル別名
  • Limitting the Sensing Frequency to Improve the Data Collection Rate in Low Power Generation for Solar-powered Wireless Sensor Networks

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抄録

太陽光発電を適用した無線センサネットワークにおいて,低発電量下でのデータ収集率の向上を目指している.データ収集率を向上する方法として,あるノードのデータ送信時に他ノードがデータの中継を行う協力伝送方式がある.しかし、協力伝送を用いても低発電量となる曇天や夜間には電池残量不足によりデータ収集率が低下してしまう.これに対して,センシングを行わずデータ中継のみを行うノードを導入することで,低発電量下でのデータ収集率を向上できることをこれまでに明らかにしている.一方で,センシングを行わないノードを固定していたためにデータ収集率の向上には限りがあった.そこで本研究では,電池残量の少ないノードから順にセンシング頻度を制限する手法を提案する.センシングを行わないノードを固定した手法,センシング頻度を制限するノードをランダムに選択した手法との性能比較を行い,提案手法の有効性を示す.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502740873088
  • NII論文ID
    110009767734
  • NII書誌ID
    AA11851388
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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