並列ファイルシステムに対するI/Oリクエスト調停機構の提案

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著者

    • 堀敦史
    • 理化学研究所計算科学研究機構 RIKEN AICS
    • 石川裕
    • 東京大学|理化学研究所計算科学研究機構 The University of Tokyo | RIKEN AICS

抄録

HPC システムが大規模化することにより,ストレージサーバあたりの負荷が増えている.ストレージサーバの負荷が増えることで I/O 性能が低下するため,I/O 性能がボトルネックとなりスケーラビリティを阻害することが問題とされている.そこで我々は,既存の並列ファイルシステムについて,ストレージサーバの負荷に応じて,I/O 性能がどのように変化するについて評価を行った.評価により,ストレージサーバに対して同時にアクセスするクライアント数が多い場合に,I/O 性能が低下するという問題があることがわかった.そこで,本問題の解決策として,複数のクライアントノードからストレージサーバに対する I/O 要求を一定値以上に増やさないように調停することで,ストレージサーバの負荷の低減する I/O 調停機構を提案する.「京」 でベンチマークプログラムを用いてスループットを測定したところ,通常の I/O では,16 クライアントプロセスが同時に 1GB のデータを write したときに,同時にアクセスするクライアントプロセス数を 2 に制限すると,スループットが 25%向上することを確認した.

収録刊行物

  • 研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)

    研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) 2014-HPC-144(13), 1-9, 2014-05-19

    一般社団法人情報処理学会

キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009776016
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10463942
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Technical Report
  • データ提供元
    NII-ELS  IPSJ 
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