10C26 教科「図画工作」の「感性」を踏まえた授業実践の研究 : 沖縄の伝統文化財「シーサー」を用いて(初等教育,一般研究)

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抄録

図画工作科における新しい学習指導要領の教科目標で,「感性を働かせながら」が新たに加わった.想像力や諸感覚技能,鑑賞の能力など,様々な資質や能力を働かせて,つくりだす喜びを味わうとともに,基礎的な能力を培うことになる.「感性」は,それら諸能力を含めた総体としてとらえることができる.これは、表現及び鑑賞の活動において、児童の感覚や感じ方などを一層重視することを明確にするために示している.「感性を育てる」という言葉が教育現場で欠くことのできない課題となっており,それをどうやって実践するのか,何が感性を育てることに繋がるのかといったことがまだ試行錯誤の状態である.ここでは,図画工作における感性を踏まえた授業方法として,「シーサー」の作成を例にして研究したので報告する.

収録刊行物

  • 年会論文集

    年会論文集 466-467, 2013-11-09

    日本教育情報学会

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