クラスタ分析による大学生のキャリア発達

• 寿山 泰二

• 京都創成大学経営情報学部

• Kyoto Sosei University School of Management and Business Administration

書誌事項

タイトル別名

• Career Development of University Students using Cluster Analysis

抄録

大学生のエンプロイアビリティを把握するには、思考特性・行動特性を測定する「企業就職能力尺度」、価値観を測定する「生き方尺度」、性格を測定する「BIG FIVE 尺度」の3尺度が有用である。3尺度を使用すると大学・学部に所属する学生の平均的特徴が明確になるだけでなく、クラスタ分析を行うことで、タイプ別に詳細な学生分類が可能となり、画一的なキャリア教育ではなく、各大学・学部の特性や事情に応じた効果的キャリア教育、就職支援が可能となる。また、キャリア教育、就職支援の事前・事後に測定・評価することにより、効果測定も容易に行うことができる。3尺度を使用した測定・評価の有用性を実証的に分析・考察している。

収録刊行物

• 京都創成大学紀要 = Kyoto Sosei University review

  京都創成大学紀要 = Kyoto Sosei University review 9 (2), 11-24, 2009-03-31

キーワード

• クラスタ分析
• キャリア発達
• 企業就職能力
• 価値観(生き方)
• 性格(BIG FIVE)

詳細情報

• CRID: 1573668927641228800
• NII論文ID: 110009808005
• NII書誌ID: AA11806827
• Web Site: http://id.nii.ac.jp/1516/00000152/
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles