橙色の屋根のお家:コミュニケーションに障害を持つ児童向けのデジタル教材

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抄録

子どもの学習障害,発達障害は,学習面のみならず,対人関係や運動面においても生じる様々な困難を緩和するために日常的に社会的なスキルを育成するための訓練を行う必要がある.従来訓練は,専門知識を持ったセラピストの同席,高価な機材が必要とされることが多く,頻繁に行えない問題がある.本研究では,伝統的なプレイセラピーをセンサーと CG の連携によりデジタルデバイスとして拡張した新しい訓練デバイスを提案する.本デバイスは,コミュニケーションの中でも特に話すこと聞くことを子どもに自然に促し,専門家でなくても話す聞くスキルを育成しやくすることを目的とした.本論文では,事前に開発した教材のプロトタイプをもとに,発達心理学の専門家と有用性を議論し,また,デバイスの機能の評価の指針と方法を議論した内容について述べた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573387452665054336
  • NII論文ID
    110009808460
  • NII書誌ID
    AA11838947
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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