臨床工学技士の認知領域の能力向上に及ぼす試験の繰り返しによる効果

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タイトル別名
  • EFFECTS OF REPEATED EXAMS ON THE TAXONOMY OF THE CLINICAL ENGINEER
  • リンショウ コウガクギシ ノ ニンチ リョウイキ ノ ノウリョク コウジョウ ニ オヨボス シケン ノ クリカエシ ニ ヨル コウカ

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抄録

目的 臨床工学技士国家試験で用いられている多肢選択問題を知識レベルに基づく能力評価(タクソノミー)に分類し、試験の繰り返し(回数)との関係性について検証した。方法 臨床実習事前指導期間に試験を5回繰り返し行った。分析には被験者内因子を試験回数、被験者間因子をタクソノミーとする分散分析を行った。結果 試験回数である主効果、および試験回数とタクソノミーによる交互作用が確認できた。また、多重比較についても有意差が認められた。特にタクソノミーIIでは、解釈や判断能力が不足していることが確認された。考察 全てのタクソノミーにおいて、繰り返し行う学習が有効であることが確認できた。また、高次の知的活動能力については、繰り返し行うことによる効果が大きいことが示された。

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