大規模データベースに対する高速な顔認識
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抄録
近年,監視カメラから大量の顔画像データを取得可能になった.犯罪捜査などで監視カメラ画像から特定人物を見つけるためには,大量の顔画像データからできるだけ高速に顔画像の検索を行う必要がある.そこで,本稿では,大規模なデータベースに対する高速な顔画像検索を行う手法を提案する.提案手法では,顔画像から局所特徴量を抽出し,それぞれの局所特徴量をデータベースから得られた局所特徴量と照合し,投票により照合結果を統合することで認識を行う.局所特徴量の照合に近似最近傍探索を用いることで,照合の高速化を図った.その結果.1000 万顔画像データベースを作成し,顔認識実験を行った結果,提案手法では精度 98.5%のときに特徴抽出を除いた探索時間が 185ms となった.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. CVIM, [コンピュータビジョンとイメージメディア]
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情報処理学会研究報告. CVIM, [コンピュータビジョンとイメージメディア] 2014 (12), 1-, 2014-08-25
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543027777491456
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- NII論文ID
- 110009815609
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- NII書誌ID
- AA11131797
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles