P2Mフレームワークから見たベトナムにおけるJICAによるODA事業の現状と課題(総論)
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- 沖浦 文彦
- (独)国際協力機構ベトナム事務所
書誌事項
- タイトル別名
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- Comprehensive Analysis of Official Development Assistance through JICA in the Socialist Republic of Vietnam from the Perspective of P2M Framework
抄録
日本がベトナムにて政府開発援助(ODA)を再開し20年以上になり、トップドナーとして幅広い分野にて技術協力、資金協力(借款、無償)などを実施している。本論ではJICAが実施するベトナムにおけるODA事業の現状と課題について、P2Mの枠組み、特に3Sモデルを用いて総論的に整理、分析し課題を抽出することを目的とする。最初にODA事業の特徴をP2Mの観点から整理するとともに、ベトナムにおける協力分野間の関係性の分析をおこなう。更に個別事業における具体問題事例について分析し、ODAの成果が協力終了後も定常的に活用され、サービスとして提供できるようにする(機能するサービスモデルの構築)のための条件と相手国(ベトナム)の問題構造を明らかにするとともに協力検討の枠組みを考察し、今後の課題の抽出をおこなう。
収録刊行物
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- 国際P2M学会誌
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国際P2M学会誌 8 (2), 27-43, 2014
一般社団法人 国際P2M学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680749994112
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- NII論文ID
- 110009819009
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- ISSN
- 24320374
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可