1202 情報システム運用における要因解析手法「事例連想型要因解析フレームワーク」の提案(一般セッション)

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タイトル別名
  • 1202 The Proposal of New Cause Analysis Method "Case Associative Cause Analysis Framework" in the Operation of Information Systems

抄録

情報システムの保守運用において,作業ミス,トラブルの完全な抑止は困難を極める.プログラム開発者や保守運用者は改善活動をしているが,ミスやトラブルをゼロにすることができず,後処理や顧客説明に多大な苦労をしている.この状況を打破するため,筆者の所属する運用部門では, 「時系列化思考フレームワーク」を適用し,トラブル発生前後の状況を時系列的に漏れなく抽出することに成功した.しかし,その後の要因解析において,特性要因図,連関図,なぜなぜ分析,マインドマップ^[○!R]等を利用したが,品質管理に不慣れなメンバ(オフショアメンバ含む)が多く,真に適切な根本原因にたどりつくことができなかった.そこで,品質管理の知識,経験の無いメンバでも,連想形式で手軽に根本原因を導出できる手法「事例連想型要因解析フレームワーク」を考案したので,ここに提案する.本稿では,「事例連想型要因解析フレームワーク」の考え方と,実際に現場で適用した一例を紹介する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680618538112
  • NII論文ID
    110009832521
  • DOI
    10.14914/spm.2013.autumn.0_149
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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