モンシデムシ属の子育て行動における生理学的研究

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タイトル別名
  • Physiological studies on parental care in burying beetle
  • モンシデムシゾク ノ コソダテ コウドウ ニ オケル セイリガクテキ ケンキュウ

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抄録

モンシデムシ属は小動物の死体を幼虫の餌にして,オス・メスのペアで子育てをする.この繁殖行動において成虫の幼若ホルモン(JH)の血中濃度は,死体を見つけた時と幼虫が孵化した時に急激に上昇する.これらの血中JH濃度の上昇は卵巣発達や給餌行動と関係していると考えられている.本稿ではこれまで明らかになったモンシデムシの子育て行動の生理学的なしくみについてJHを中心にまとめ,それらの問題点と今後の課題について議論した.

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