-
- 米澤 純子
- 国立保健医療科学院生涯健康研究部
-
- 杉本 正子
- 獨協医科大学大学院看護学研究科
-
- 新井 優紀
- 東邦大学大学院医学研究科看護学専攻博士課程
-
- リボウィッツ よし子
- 青森県立保健大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Support and cooperation of visiting nurses in home palliative care for end-stage cancer patients living alone
- ドッキョ ガン シュウマツキ カンジャ ノ ザイタク カンワ ケア ニ オケル ホウモン カンゴシ ノ シエン ト レンケイ
この論文をさがす
抄録
本研究は,独居がん終末期患者の在宅緩和ケアにおける訪問看護師の看護実践を明らかにすることを目的とした。在宅で独居がん終末期患者を看取った訪問看護師5名を対象に半構成的面接調査を行い,質的帰納的に分析した。その結果,独居がん終末期患者の在宅ケアにおける訪問看護師の看護実践には,【独りの時間を安楽に過ごすための予防的な症状コントロール】【独りの寂しさや死の恐怖への対応】【患者の意思を尊重した療養生活支援】【最期の過ごし方の意向を引き出し寄り添う支援】【家族による在宅での看取りのための支援】【在宅緩和ケアチームメンバーの専門性を引き出すための情報提供と調整】のカテゴリーが抽出された。訪問看護師は,医師との連携による予防的な症状コントロール,ホームヘルパーとの協働による療養生活支援,家族による看取りのための支援を行い,在宅緩和ケアチームメンバーの専門性を引き出す調整機能を発揮していた。
収録刊行物
-
- 日本保健科学学会誌
-
日本保健科学学会誌 17 (2), 67-75, 2014
日本保健科学学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680207317632
-
- NII論文ID
- 110009863065
-
- NII書誌ID
- AA12001334
-
- ISSN
- 24333018
- 18800211
-
- NDL書誌ID
- 025831887
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可