不妊当事者の人間関係 : 夫婦関係を中心に The Human Relations and the Marital Relationship in the Infertile People

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抄録

本稿は「不妊当事者の経験と意識に関する調査」の量的データおよび質的データを使用して、不妊女性の人間関係・夫婦関係を論じた。不妊当事者女性の他者との情緒的人間関係は以下の4つに類型化される。(1)オープン:夫とも第三者とも伴侶性が高い、(2)同性支援:夫とは分離性が高いが、同性の第三者と伴侶性が高い、(3)孤軍奮闘:夫とも第三者とも分離性が高い、(4)私的領域:夫とは伴侶性が高いが、第三者とは分離性が高い。夫との情緒的関係はさらに不妊の原因がどちらにあるか、伴侶性-分離性によって4つに類型化できる。(1)共感:男性不妊で伴侶性が高い。夫への共感、同化。(2)剥奪感:男性不妊で分離性が低い、相対的剥奪感。(3)役割分業:女性不妊で分離性が高い、自律性、孤独、役割分業。(4)罪悪感:女性不妊で伴侶性が高い、である。

収録刊行物

  • 保健医療社会学論集

    保健医療社会学論集 18(1), 25-37, 2007

    日本保健医療社会学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009863607
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10421975
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    13430203
  • NDL 記事登録ID
    8922284
  • NDL 雑誌分類
    ZE1(社会・労働--社会科学・社会思想・社会学) // ZS17(科学技術--医学--衛生学・公衆衛生)
  • NDL 請求記号
    Z6-B330
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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