メニーコアプロセッサ向けプロセスモデルPVASのPGAS言語実行時ライブラリの設計

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著者

    • 池井 満
    • 筑波大学大学院システム情報工学研究科|インテル株式会社
    • 佐藤 三久
    • 筑波大学大学院システム情報工学研究科|理化学研究所計算科学研究機構

抄録

近年,これからの高性能計算システムのプロセッサ技術の一つとしてメニーコアプロセッサが注目されているが,メニーコアプロセッサではコア数が多いことからコアごとのデータの局所性を活用できるプログラミングモデルが望ましい.その一つとして,Partitioned Global Address Space (PGAS) プログラミングモデルが提案されている.我々は新たなモデルである Partitioned Virtual Address Space(PVAS) を用いて,PGAS 言語である XcalableMP の実行時ライブラリをメニーコアプロセッサ向けに設計,実装した.PVAS は,プロセスを同じアドレス空間に作成することができ,直接,異なるプロセスのデータにアクセスすることができることから,効率がよい通信を行うことが期待される.内部的に使用されていた MPI の代わりに PVAS を用いることで通信時間を抑えることができた.ステンシル計算で使用される reflect 通信では,通信時間を 45%に抑えることができ,分散配列の通信に使用される gmove 通信では,通信時間を 34%に抑えることができた.

収録刊行物

  • 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング]

    情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング] 2015-HPC-148(22), 1-6, 2015-02-23

    一般社団法人情報処理学会

キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009877731
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10463942
  • 本文言語コード
    JPN
  • データ提供元
    NII-ELS 
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