気管支鏡検査中に脳空気塞栓症を発症した1例
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- 後藤 英典
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター外科
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- 中尾 将之
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター外科
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- 大柳 文義
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター内科
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- 二宮 浩範
- 公益財団法人がん研究会がん研究所病理部
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- 森 彰平
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター外科
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- 松浦 陽介
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター外科
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- 上原 浩文
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター外科
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- 文 敏景
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター外科
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- 中川 健
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター外科
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- 丹保 裕一
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター内科
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- 柳谷 典子
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター内科
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- 堀池 篤
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター内科
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- 宝来 威
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター内科
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- 西尾 誠人
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター内科
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- 奥村 栄
- 公益財団法人がん研究会有明病院呼吸器センター外科
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Cerebral Air Embolism Following Bronchoscopy
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抄録
背景.診断的気管支鏡検査に伴って生じ得る脳空気塞栓症は,きわめて稀な合併症である.症例.69歳男性.下咽頭癌術後,胸部CT検査で左上葉結節影を指摘されたため当科紹介受診.確定診断目的で気管支鏡検査を施行.左上葉結節に対し,X線透視ガイド下に経気管支肺生検を施行したところ,中等量の出血を認めたため,左側臥位とし,止血処置を行った.止血確認後に仰臥位を指示したが反応なく,意識レベルの低下が確認された.経過とともに意識レベルは改善したが上下肢不全麻痺が認められた.頭部CT検査にて右後頭葉,右頭頂葉にfree airが複数認められ,脳空気塞栓症と診断した.高気圧酸素療法1クール施行後,左上下肢の不全麻痺は左上肢のわずかな握力低下を残して軽快した.結論.診断的気管支鏡検査に伴う脳空気塞栓症は非常に稀であるが,重篤な転帰をたどる可能性があり,留意すべき合併症の1つである.発症時に血圧や脈拍に異常を認めないことも多く,その評価のためには患者の意識状態の確認が重要であると考えられた.
収録刊行物
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- 気管支学
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気管支学 36 (6), 649-655, 2014
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204757543296
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- NII論文ID
- 110009878695
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- ISSN
- 21860149
- 02872137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可