長崎の都市と建築(特別講演)

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  • City and Architecture in NAGASAKI

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抄録

この講演の前半部では、「港市」という顕著な特質をもつ都市・長崎を取り上げる。すなわち、この都市の創始から現代に至るその形成と変遷の過程を辿るとともに、各時代における性格や独自性を探る。また、現代における象徴的な取り組みの一つとして史跡・出島の復元整備事業を紹介する。後半部では、この都市の国際交流の足跡を示す歴史的な遺構として、唐寺・石造アーチ橋・洋風建築・キリスト教会堂という4つの建築類型に着目し、それぞれの価値や魅力、そして研究上の問題点について、概説するつもりである。さらに時間が許せば、近現代の建築作品や都市デザインの動向にも言及してみたい。

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