虹彩とまぶたの形状を考慮したHough円検出による虹彩位置推定手法の提案

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タイトル別名
  • Proposal of the iris position estimation method based on Hough circle detection in consideration of the shape of the iris and eyelid (version 2015/2/3)

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抄録

近年,視線計測技術についての研究が盛んに行われている.カメラを用いた非接触型の視線計測では画像処理により虹彩中心と角膜曲率中心を推定することで視線の推定を実現している.虹彩位置を画像から推定する場合,虹彩輪郭がまぶたに隠れることで推定精度が低下する場合がある.本研究は虹彩輪郭の一部がまぶたに隠れた場合の推定精度を向上する手法を提案する.1 フレーム前の推定位置から,画像上に写っていると推測される (信頼度の高い) 虹彩輪郭のエッジ部に重みを付け Hough 円検出を施すことで,虹彩輪郭以外のエッジによる誤検出を防止する.本文献中ではさまざまな虹彩位置について円周角ごとのエッジ頻度を計測し,虹彩位置により虹彩の輪郭を構成するエッジの信頼度が規則的に変化することを示した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950402598230528
  • NII論文ID
    110009881340
  • NII書誌ID
    AA12149313
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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