データフロービジュアル言語を用いた情報可視化システムの開発環境

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抄録

視覚的表現を効果的に活用するには,データや利用目的に応じて可視化手法を設計する必要がある.この方法としては,テンプレートから選ぶ方式や,テキストベースのプログラミングよって記述する方法があるが,両者は習得の容易さと表現力においてトレードオフの関係にある.そこで本研究では,多彩な可視化手法を容易に記述できるようにすることを目指し,データフロービジュアル言語を備えた情報可視化システムの開発環境を構築した.この環境では,情報可視化システムの開発者に対してデータ変換の様子を積極的に提示することで,可視化手法の記述と把握を容易にした.データフロービジュアル言語には,可視化処理の構成要素に基づいたビルディングブロックのほか,演算ブロックも用意することで,多彩な可視化手法の記述を行えるようにした.さらに,開発者がデータと視覚要素のブロックを指定した場合に,両方のブロックの間にデータ変換のブロックを自動的に挿入する機能を備えることで,データと視覚要素の関連付けを直感的に行えるようにした.構築した開発環境の評価として,いくつかの可視化手法を題材に,開発に要する操作量と表現力の高さについて確認を行った.

収録刊行物

  • 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)

    研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) 2015-HCI-162(22), 1-8, 2015-03-06

    一般社団法人情報処理学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009882467
  • NII書誌ID(NCID)
    AA1221543X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Technical Report
  • ISSN
    09196072
  • データ提供元
    NII-ELS  IPSJ 
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