授業研究のための授業実施・評価支援システムの開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of teaching and assessment support system for lesson study
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抄録
これからの教員に求められる資質能力に 「学び続ける教師像」 という考え方が文部科学省から提示されている.学び続ける教師像を実現するための方法として,学校現場では授業研究という研究手法が実施されている.授業研究は学校単位で実施され,教員は相互に学び合いを行っている.一般的な授業研究は,指導案の検討,実際の授業の実施,授業検討会で構成されている.これらは PDCA(Plan-Do-Check-Act) サイクルに基づき,継続的に改善する形で実施されている.授業研究のそれぞれの過程を支援するシステムはいくつか開発されているが,PDCA サイクルを統一的な考え方で支援するシステムはない.そこで,PDCA サイクルを支援するためのシステムモデルを提案するとともに,授業実施・評価支援を行うシステムを開発した.本稿では,提案モデルに基づき開発したシステムを紹介し,実際の小学校で利用した結果を示し,本システムの有効性を議論する.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. コンピュータと教育研究会報告
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情報処理学会研究報告. コンピュータと教育研究会報告 2015 (8), 1-6, 2015-03-14
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227900173952
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- NII論文ID
- 110009882614
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- NII書誌ID
- AN10096193
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles