組込みシステムにおける認証付暗号手法のソフトウェア実装評価

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抄録

認証付暗号の開発・評価として Competition for Authenticated Encryption: Security, Applicability, and Robustness (以下,CAESAR) が実施されている.ここでは,47 個のアルゴリズムが提案され,安全性及びソフトウェア・ハードウェア実装性能が評価されている.本稿では,CAESAR に提出された候補のうち,AES を利用した候補を Nonce Based 及び Nonce-misuse Resistance に分類し,各分類 2 候補の計 4 候補 (SILC,AES-OTR,AES-COPA,POET) に注目した.さらに認証付暗号が,組込みシステムネットワークの安全性向上策の 1 つに挙げられていることに注目し,ARM プロセッサをベースとし,平文を 16Bytes から 2048Bytes までとしたときの処理性能の評価を実施した.また,使用する鍵の変更が与える影響も評価した.測定した項目を,プログラムサイズ,入力データ量,処理速度として,組込み用途に適したものを考察した.

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  • CRID
    1571417127807208320
  • NII論文ID
    110009884220
  • NII書誌ID
    AN10116224
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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