ドキュメントコミュニケーション分析へ向けて-地域包括支援ネットワークでのケーススタディ-

• 中挾 知延子

  東洋大学

• 野々山 秀文

  セコム株式会社

• 高橋 慈子

  株式会社ハーティネス

書誌事項

タイトル別名

• Towards Document-based Communication Analysis - A Case Study on Regional Embracing Support Network -

抄録

ドキュメントによるコミュニケーションは,単なるドキュメントのキーワード抽出や要約などの言語処理だけにとどまらず,なぜそのようなメッセージが書かれているのかについて考えることが重要である.ドキュメントによるよりよいコミュニケーションの分析を,Sperber と Wilson によって提起された関連性理論を Gould の集団行動モデルに適用して行う.ケーススタディとして,日本の諸地域における社会福祉協議会が舵取りを行って進めつつある地域包括ネットワークへの適用を提案する.ネットワークのメンバー間の SNS などを使ったメッセージを分析することでコミュニケーションの円滑化の支援になることを目的としている.本件は進行中の研究報告であり,今後の方向性についても議論していきたい.

収録刊行物

• 情報処理学会研究報告. 情報学基礎研究会報告

  情報処理学会研究報告. 情報学基礎研究会報告 2015 (7), 1-4, 2015-03-23

  一般社団法人情報処理学会

キーワード

• コミュニケーション、知識共有

詳細情報

• CRID: 1571135652830218880
• NII論文ID: 110009885519
• NII書誌ID: AN10114171
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • CiNii Articles