EEGのチャネル間における相関を用いたてんかん脳波解析とモデル構築(BCI/BMIとその周辺,一般)

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タイトル別名
  • Epilepsy model and EEG analysis using the correlation between the ictal EEG channels

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抄録

てんかんの診断には脳波中に現れる異常な脳波を検出し,そこから患者の症状を把握し,処方を行う.このため,てんかんの脳波を症状別に分類することが非常に大事になってくる.しかしてんかん患者に見られる発作は患者によって様々で,未だにそのメカニズムは解明されていない.したがって,てんかんを分類できる精緻なモデルが必要とされている.従来の研究例として,海馬の電位の実測値とマクロニューロンモデルを比較したものがある.しかし,脳のダイナミクスを理解するには細胞単位で構成されたミクロなニューロンモデルが必要とされている.また,海馬に対応したモデルがEEGに対応できるか疑わしい.そこで,本研究ではてんかん患者のEEGに共通する事項を発見し,この性質を再現できるミクロニューロンモデルを提案する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227900164224
  • NII論文ID
    110009886732
  • NII書誌ID
    AN1001320X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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