精神科病院長期入院者への退院支援に関する先行研究の動向 第2稿 A Study on Preceded Research of Discharge Supports for Long-stay Psychiatric Patients(2)

この論文にアクセスする

この論文をさがす

抄録

日本は世界でも群を抜いて多数の精神科ベッドおよび長期入院者があり、その対応は精神保健福祉政策の喫緊の課題である。そこで、長期入院者への退院支援に関する先行研究の論点を明らかにするとともに、退院を困難にしている要因の検証を行った。さらに、先行研究が着目した研究視点をカテゴライズした。その結果、17 の概念、5 つのサブカテゴリー、2つのカテゴリーに分類できた。一つのカテゴリー(本文表1 の番号1 から9)では、日本の精神科医療政策の問題点が明らかになった。地域における社会資源整備の遅れにより長期入院を生じさせてしまった現状があった。もう一つのカテゴリー(本文表1 の番号10 から17)では、考え方や実践における退院支援の観点が明らかになった。退院支援方法の確立と地域における支援システムの形成がなされつつある現状があった。これらは、長期入院者の社会的復権に向けた取り組みの一つとして位置づけられよう。本稿では主に後者のカテゴリー内容について論じる。 なお、本稿は同タイトルの第1 稿1)に次ぐ第2 稿である。字数制限があった第1 稿に記載しきれなかった内容について述べる。また、研究目的、研究方法、結果は第1 稿と同様なのでその一部を転記する。

収録刊行物

  • 福祉教育開発センター紀要

    福祉教育開発センター紀要 12, 53-70, 2015-03-31

    佛教大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009890332
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11988112
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    13496646
  • NDL 記事登録ID
    026299573
  • NDL 請求記号
    Z71-M507
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  IR 
ページトップへ