Effects for absentee by adding a supplementary-lesson function to the lesson assistance system

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  • 授業支援システムに付加した補習学習機能による欠席者への教育効果の検証
  • ジュギョウ シエン システム ニ フカ シタ ホシュウ ガクシュウ キノウ ニ ヨル ケッセキシャ エ ノ キョウイク コウカ ノ ケンショウ

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Abstract

アブドサラムらは,中山・松田が開発した個別対応機能を持つ授業支援システムに,目標設定機能と評価・教示機能を組み込むことで,授業への参加意欲が低くシステムを積極的に利用しない学生の学習意欲を向上させられることを明らかにした.しかし,この機能の効果は授業に出席している学生のみであり,授業欠席者に対する対応が課題として残された.そこで本研究では,やむをえない理由で授業を欠席した学生に補習学習の機会を提供し,欠席者の学習意欲の向上を目的とした機能をアブドサラムらのシステムに組み込み,評価実験を行った.当該機能は,授業欠席者がネットワークを介して自宅などから授業時間外にアクセスするものである.欠席時の授業内容を学習した後,小テストに回答すれば,出席時の小テスト点と比べて何割かの点数を加点する.その結果,欠席した学生でも授業に対する学習意欲向上が見られた.また,目標設定機能と補習学習機能を同時に実施するときに,相乗効果があることがわかった.

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