1G2-I1 「生物の共通性と多様性」の理解を導くDNA抽出実験の開発(教材開発(2),一般研究,次世代の科学力を育てる : 社会とのグラウンディグを進展させるために)

DOI
  • 木下 禎人
    東京理科大学大学院科学教育研究科
  • 山野井 貴浩
    東京理科大学大学院科学教育研究科、東京大学大学院学際情報学府、白鴎大学足利高等学校
  • 武村 政春
    東京理科大学大学院科学教育研究科

書誌事項

タイトル別名
  • 1G2-I1 Development of the DNA extraction experiment for high school students to lead to the further understanding of the biological unity and diversity

抄録

DNA抽出実験に関する教育研究は多数報告されているが,高等学校理科の新学習指導要領の理念である「生物は多様でありながらも共通性をもっている」ことに則ったDNA抽出実験は現在までに開発されていない。そこで,本研究では,各界(原核生物界,原生生物界,植物界,菌界,動物界)に分類される生物からDNAを抽出することで,生物は多様でありながらも共通してDNAを有していることを実験させる実習教材の開発を目的とした。実験前後アンケートの結果から本研究の目的はおおむね達成できたと考えられるが,生徒がより簡単にDNAを抽出できる方法や実験の準備を簡便にする方法についても検討していく必要がある。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206229631360
  • NII論文ID
    110009904210
  • DOI
    10.14935/jssep.36.0_336
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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