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- 東条 佳奈
- 大阪大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- Two Types of Nominal Classifiers in Japanese : Quasi-classifiers and Pseudo-classifiers
- メイシガタ ジョスウシ ノ ルイケイ : ジョスウシ ・ ジュンジョスウシ ・ ギジ ジョスウシ
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抄録
本稿では、現代語の助数詞のうち、「1世帯」の「世帯」のように、数詞と切り離して単独の名詞として用いられるものを「名詞型助数詞」と呼び、新聞より抽出した語例を先行研究と異なる観点で分類し、以下の類型があることを示す。名詞型助数詞はまず、容器となる名詞を基準に量を測る「容器型助数詞」と名詞の性質を残す「非容器型助数詞」に区分でき、後者は、前接する数の制限に関する「可付番性」の有無により「準助数詞」と「擬似助数詞」という二つの下位類にさらに分けられる。準助数詞は、数を積み上げて数えることができ、意味的にも抽象的関係を示す語が多く、従来の助数詞に準ずる存在として体系を補うものである。これに対し、擬似助数詞は、文章の中で臨時的に数詞と結びつく見かけ上の(数え上げられない)助数詞であり、具体性の高い名詞として文脈照応の機能をもつ傾向がある。可付番性の有無という分類基準は、先行研究の分類をも適切に解釈する観点となる。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 10 (4), 16-32, 2014
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205787756544
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- NII論文ID
- 110009922817
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 025842314
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可