逐次伝達法のための弱形式離散化スキームとその離散化誤差

• 加藤 初弘

  山梨大学大学院総合研究部

• 加藤 初儀

  苫小牧工業高等専門学校

書誌事項

タイトル別名

• Weak-Form Discretization Scheme for Recursive Transfer Method and the Discretization Errors
• チクジ デンタツホウ ノ タメ ノ ジャク ケイシキ リサンカ スキーム ト ソノ リサンカ ゴサ

抄録

逐次伝達法(RTM)は,Numerov法を用いて開発された数値計算法で,局在波が関与する散乱問題の解析に適している.しかし,Numerov法の離散化に関する制限からRTMの適用範囲が限られていた.そこで,新たな離散化スキームが提案されるとともにRTMの適用範囲も拡張されている.このスキームの下で1次元散乱問題を議論し,RTMの誤差を評価するとともに高い精度が実現できることを示した.

収録刊行物

• 日本応用数理学会論文誌

  日本応用数理学会論文誌 25 (1), 31-46, 2015

  一般社団法人 日本応用数理学会

詳細情報

• CRID: 1390282680745424128
• NII論文ID: 110009923191
• NII書誌ID: AN10367166
• ISSN: 09172246
• ISSN: 24240982
• DOI: 10.11540/jsiamt.25.1_31
• NDL書誌ID: 026301397
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026301397
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可