同居家族の就労により日中独居ですごす要介護高齢者の不安とその対処
書誌事項
- タイトル別名
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- Anxiety and Coping of Care-Needing Elderly People Left Alone at Home while Cohabiting Household Members are at Work : Two Circular Processes: a Process to Facilitate New Relations and a Process that Hinders Relation-building
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抄録
本研究の目的は,同居家族の就労により日中独居ですごす要介護高齢者の不安を生じさせる事柄とその対処について明らかにすることである.対象は訪問看護を利用している日中独居高齢者9人とし,調査は半構成的面接法を用いて,質的記述的に分析した.結果,日中独居高齢者は,不自由な身体から1人での【事故の起こりやすい生活】【自分の望まない範囲に定められた環境】【孤独を感じる静かな空間】【孤立した無為な生活】によって不安を抱きながらすごしていた.これら不安への問題焦点型対処として,1人でも安全にすごせるよう【1人でも困らないよう自ら行動に移す】【自分でできる対応を想定しておく】など自立を目指した行動をとっていた.一方,情動焦点型対処として,日中独居高齢者の不安は何らかの支援がないと解決できないことが多いため,家族の帰宅を待ち【その場をやりすごす】【1人の時間に気持ちを整える】などによって不安を緩和し心の安定を図っていた.
収録刊行物
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- 老年看護学
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老年看護学 19 (2), 75-84, 2015
一般社団法人 日本老年看護学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205235415808
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- NII論文ID
- 110009942812
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- ISSN
- 24320811
- 13469665
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可