「喜界島産白ゴマ」におけるさく果の形質と収量との関係

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タイトル別名
  • Relation between Character of Fruits Capsule and Yield in "Kikaijima shiro goma"
  • 「 キカイトウサン ハク ゴマ 」 ニ オケル サク カ ノ ケイシツ ト シュウリョウ ト ノ カンケイ

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抄録

長野県駒ケ根地域で栽培されているゴマ品種「喜界島産白ゴマ」の特性評価を行ったところ,さく果房室数や葉腋当たりのさく果数に分離が見られ,「4房室2果以下」,「6房室以上1果」,「4房室3果」の3つのタイプに分けることができた.各タイプの形質を比べると,「4房室3果」が最も多収で,生育は良好であった.一方,「6房室以上1果」は全体的に生育不良の傾向を示し,株当たりの収量が最も低かった.以上の結果から,「喜界島産白ゴマ」において多収を示すさく果の形質は房室数が4房室で葉腋当たり3果の系統であると考えられた.

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